OZ銀座カウンセラーブログ

スズメ

デンセンマンの電線音頭とかいうのがあって、

たしか


電線に スズメが三羽止まってた
それを猟師が鉄砲で撃ってさ
煮てさ 焼いてさ 食ってさ …

なんていうんだったと思います。

でもこれ、どこかで聞いたことあるような歌詞ですよね。

こんな歌詞のものがお笑いのネタになるんだから、カラスと並んでスズメというのは誰もが知っている大衆鳥(こんな言い方はないかな?)なんだっていうことが分かります。

電線に止まっているのはスズメというのが定番でした。

小林一茶の句に

雀の子そこのけそこのけお馬が通る

なんていうのもありました。

そんなスズメ、最近ではめっきり見なくなりました。

国内におけるスズメの個体数の調査によると、2007年には1990年の少なくとも半分、減少率を高く見積もると5分の1になったと考えられているんだそうです。50年前と比べると10分の1とか…

そんなスズメですが、今朝はうちの庭にある桜の木に十羽以上止まっていました。

久しぶりにそんな数のスズメを見ました。

慌ててデジカメに納めようとしたんですが、近くに寄ったら寄っただけ離れていってしまい、さらに寄ったらさらに遠くへ離れてしまいました。

私にとってスズメは、子どものころの郷愁というか、自分の内面を見つめるときにいつも眺めていたものの一つ。

カウンセリングに内面を見つめる「フォーカシング」というのがあります。

スズメを眺めるのは「フォーカシング」とまではいかないけれど、子どもながらの「フォーカシングもどき」といったところでしょうか。

海の波を見つめる、空の雲を見つめる、森の木々を見つめる…

自分の内面を見つめる時、ぜひそんなふうにしてみてください。

ちなみに私がよく見つめるものは、スズメの他に金魚と夜空の星です!

記;Naotaka.O.

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